2012年6月4日月曜日

稽古風景より

いよいよ公演一か月前となってきました。制作統括である私のところには、照明・音響・大道具等の外部業者との打合せや、プログラムの執筆、道具等の確認、運搬計画に始まって、弁当の数のチェック、駐車券の手配に至るまで、多くの仕事がどどどっと押し寄せます。こうなると、ああ、もう本番なんだなあ…と実感するのです。ただ、今回の公演、いつもと違うことがあります。それは、稽古の中身の濃さ。いつもより台本を早めに脱稿し、演出も早めに付けたため、稽古にかける時間が少しだけ長いんです。つまり、私も演者もじっくり台本やスコアに向き合える。微妙な心理の変化をどう演じていくか、作りこみをする時間がいつも以上にあるのです。楽しいですよ。どうしてここにピアニシモの表示が書いてあるの?同じフレーズが繰り返されるとき一回目と二回目をどう変えるの?ちょっと色気が足りないなあ…。会話しているのに相手を意識しないのはダメだよね…などなど。ソリストは苦しみながらも、一つの成果が演者を大きく成長させる。この作業が楽しいのです。本当に。合唱だって、その他大勢十把一絡げは許しません。町の人、一人一人に個性がないなんておかしいでしょう?みんなきちんと演じていただきます。要求の高さに驚いた人もいるのでしょうが、これぞガレリア座。隅々まで見て楽しい舞台にしていきたいと思います。どうぞご期待ください!

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