2013年1月21日月曜日

まずはペーターと会う

10年前、ガレリア座創立10周年ガラコンサートを開催したとき、どうしても目玉になるゲストを招きたくて、私の妹のつながりから、当時、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席ホルニストだったヨハネス・ヒンターホルツァー氏にお声をかけました。ヨハネスは若いのに技術と音楽性に優れ、人柄も素晴らしく、来日してから本番までの間に座のホルンパートメンバーにクリニックを開いてくれるなど、とにかく私たちアマチュアとの交流を心から楽しんでくれました。そのヨハネス、現在はミュンヘン音大の教授職。後進の指導にあたるのはもちろん、得意のバロックホルンを引っ提げてメゾソプラノのチェチーリア・バルトリと世界ツアーをしたり、とにかく大忙しなのです。もちろんガレリア座20年目のおまつりに来てもらえないか打診をしたのですが、日程が合わず残念。そのかわりと言ってはなんですが、優秀なお弟子さんを紹介してくれました。それが、ペーター・ドルフマイヤー氏です。現在、もちろんモーツァルテウム管弦楽団(現地日本人の間では“モツオケ”)に所属し、夏にはウィーン・フィルにも客演したとのこと。そのペーターとは年明けすぐ、ザルツブルク旧市街にあるキュンストラーハウス(芸術家の家)のカフェで会いました。それなりに緊張して待っていると、とってもカジュアルな格好で楽器をひょいと抱えて現れたペーター。とても若い!わりと年長に見えることを差し引いてもこれは結構若い!というのが私の第一印象でした。聞けば弱冠23歳!それで所属3年目ということは、なんと20歳にしてモツオケ入団!しかも、すでにウィーン・フィルの客演も4、5回になるとのこと。まさに俊英です。でもとってもいい人。今回が初来日なのでとても楽しみ。しかもサントリーホールで演奏できるのは光栄です、とのことでした。ザルツブルク州立劇場のピットにも入るペーターは、アマチュアのオペラオケ、ガレリア座管弦楽団にも興味津々。交流できるのを楽しみにしていると言ってくれました。20周年ガラ第二部では東京フィル首席クラリネットで当団トレーナーの杉山先生と、オーボエ西野、ファゴット服部との協奏交響曲を、第三部ではガレリア座管弦楽団のホルンのトップを吹いてくれることになっています。将来は間違いなくソリストか、ヨーロッパ・メジャーオケのトップになることは確実のペーター。一般のクラシックファンの方も、押さえておいていただいて絶対損はありませんよ!

ペーターと私

州立劇場ピットのペーター「こうもり」を吹く

0 件のコメント:

コメントを投稿