2013年3月6日水曜日

佐藤先生との初合わせ

場の空気が変わる…3月3日、ひなまつりの日に行われた佐藤先生との初合わせは、まさにこの言葉がぴったりくる、とても素晴らしい稽古でした。ガレリア座10周年にもご登場いただいた佐藤一昭先生。日本のオペレッタ界を現在も牽引するトップ・テノールです。品格、色気、歌いくち、そのどれをとっても彼に勝る歌手を知りません。私たちの稽古場に現れた先生は10年前と変わらず、いや、むしろ若々しいご様子でした。歌っていただくのは先生の十八番でもある「伯爵令嬢マリツァ」タシロのアリア。ジプシーヴァイオリンやダンサーを従えて、心の哀しみを一人歌う、しみじみ系の名曲です。でも今回のガレリア座版は合唱付き。タシロの哀しみを合唱のみんなが共有共感して歌うという設定にしてみました。ジプシーヴァイオリンは贅沢に2本、海外ゲストのグートルンとガレリア座管弦楽団コンミスの山内さんの共演です。もちろん、踊りはガレリア座バレエ団の名花たち。音楽稽古から先生は全力投球。情感たっぷりの歌声がいつもの稽古場を満たし、みんなが先生の歌に集中しているのがわかります。マエストロ野町の言葉を借りれば、自分がいくら言っても表情が変わらないのに、先生が一節歌うだけで、みんな生き生き歌い出す、まったくやってられないよ!プロの歌を間近で聴いたことのないバレエのメンバーが涙ぐんでいたとかいう話も。佐藤先生、「マリツァ」の稽古の後は、「カヴァレリア」と「タンホイザー」の合唱の稽古もお付き合いいただき、さらに一部団員との飲み会にも行かれたとか(私はオーケストラの稽古へ行ったんです…泣く泣く)。とにかく元気、先生の元気をたっぷり分けていただいた一日でした。

佐藤先生登場!

みんなの表情がみるみる変わる

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