2013年3月27日水曜日

杉山先生登場!

本番36日前の3月24日、いよいよオーケストラの稽古に杉山先生がおいでになりました。先生は東京フィルハーモニー交響楽団の首席クラリネット奏者。そんな素晴らしい方がどうしてガレリア座管弦楽団のトレーナーなんでしょう。その不可思議さの理由はともかく、先生はその優しく温厚なお人柄のなかに、音楽への愛情と情熱をいっぱい詰めて、よろよろ演奏しているオーケストラを輝けるステージへと導いてくださいます。今回の公演のように古今東西のオペラ、オペレッタが集合していると、どんなプロの方でも指導ができるかというと無理な話。新国立劇場のオーケストラピットにもっとも多く入っている東京フィルだからこそ、豊富な経験が財産となって私たちに届けられるのです。ありがたい話で。この日の稽古はまず、4人の管楽器ソリストによる華麗な協奏交響曲から。ガレリア座では絶対オペラをやらないと私が宣言しているモーツァルトの作曲。指揮者を囲んで、オーボエは当団首席の西野さん、ファゴットは同じく当団首席の服部さん。二人ともガレリア座木管陣の屋台骨を長年支えてくれたプレーヤーです。そしてクラリネットは杉山先生。ホルンは本番を吹くペーター・ドルフマイヤーに代わって当団ホルニストの辻さんが代役を務めてくれました。西野、服部の二人はすでに先生からレッスンを受けてきただけに、なかなか頑張った音を出していました。が、これを支えるオケが重い。とてもモーツァルトの軽やかさに届かない。そこを杉山先生はとても優しく、本当に優しいお言葉であっちをつついたり、こっちをつついたり。とにかく各パートをまんべんなくテコ入れして徐々にモーツァルトらしい表情に近づけていくのです。その修正の仕方は本当に職人の技。聞いているとそれが手に取るようにわかるのです。いつしかガレリア座のモーツァルトもだいぶにこやかな表情へと変わっていきました。それから、第3部で杉山先生とも共演する「カヴァレリア」と「タンホイザー」。オケの難所も先生の我慢強いご指導で何とかクリア。最後は先生もオケのなかに入り、一緒に演奏してくださいました。先生の音楽愛をひしひしと感じつつ、あと、1か月! 頑張らねばと決意を新たにいたしました。

杉山先生を交えてのカルテット

クラリネット杉山先生、ホルン辻

オーボエ西野、ファゴット服部

先生もオケに加わって

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