2014年3月10日月曜日

産みの苦しみ

こんなタイトルの文章を以前にも書いたような気がします。実際、舞台制作の現場はいつもそうだとすら言えます。にしても、今がその時です。30年に1回と気象庁が表現した2月の大雪で稽古が数回吹っ飛びました。演出プランが決まっているのに伝えられない。以前に伝えたシーンは演者の記憶から消えていく。あいだ2週間という時間は私の焦燥がピークに達するには十分な時間でした。埼玉県下の施設で行われた歌合宿。ソリストの稽古が始まっても私のいらいらは続いていました。私のイメージになかなか追いつかない演者への怒りが収まりません。久しぶりに声を荒げもしました。でもソリストのみんなは頑張りました。私も諦めませんでした。そういう空気がとても大事なのですね。ずっと一緒に舞台を作ってきた仲間だからこそ、でしょうか。徐々に稽古場の空気が変わり始めました。もちろん完全に納得したわけではないけれど、何かしら道が見えたように思えました。稽古はそういうことの繰り返し。よくこんなことを20年も続けていると思います。もちろんそれが楽しいから、なのですが(笑)。

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